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PVメガの種類

IR4053は太陽光発電所にて充電中のパネル側の絶縁抵抗測定を行うことができる仕様である。

自分の従事している発電所では直流電圧が1500Vとなるので、ほとんどこのメガ計の出番はない。

ただ、低圧盤の電路を停電させて使用する必要があったので久しぶりに使用した。

いつもこの日置のメガ計のシリーズで思うのが収納に気を遣うということ。

プローブをしまうのに何度もケーブルを曲げてギリギリで収納するので断線のリスクがある。

実際に前職ではIR4052を使用していた時、Line側のプローブ根元あたりが断線しかかっていたようで、使用中に値が上がったり下がったりしたことがあった。

収納できればコンパクトだし、使い勝手は良いと思う。

オプション品のプローブ先に装着する長針があればMCCBのモールドの穴から心線導体部まで届くので低圧メガ時に便利。

ただこれも今の現場では使用しないので社内には無い。

使用しているPVメガは直流1500V回路を測定できる海外製のもの。

測定するといろいろと項目が出てくるけどRpの値とか言われてもなんの意味なのかよくわからないのでとりあえず放置してしまっている。

海外製品はマニュアルも英語で少ないイメージ。

あまり使用する気が起きない。

自分の悪い癖である。

HSN-6A1の注意点

AC/DC高低圧検電器を使用して検電する際に注意点があると再認識した。

これはメーカーの出している資料をダウンロードし確認。

メーカーの説明としては、

「太陽光発電システム(PVS)の直流回路はパワコンや開閉器のON/OFF状態によりDC非接地回路となる場合があり、この時電路の対地電圧は不安定となる。」

「この状態となる回路では対地間を検出する検電方法では電路の充電の有無を正しく判断できない」

とのこと。

なのでまずは使用しているPVSがどのような回路なのかを知っておく必要がある。

また検電は電路だけでなく、金属筐体にも触れる前には実施。

直流の場合は、接地線を検電器に接続してアース端子若しくは補助接地棒を用意してそこを掴む。

確実にワニ口がアース端子の導体部を噛んでいることを確認する。

保安会社やビルメンテナンス会社では1人につき1つ検電器を持たせているところが多い。

PVS以外の変電所、開閉所にて月次点検を行う際には扉を開閉するので扉のハンドルを握る前に検電を行うのが安全な行動である。

各人に1つずつ検電器をもたせ、検電の行動が身に沁みつくまで繰り返し行うのが理想である。

接続箱の焼損

今年の接続箱の点検で蓋を開けたら中が真っ黒に焼損していることがあった。

原因は不明。

各ストリングにはヒューズが取り付けてあるため過電流にはヒューズ切れで焼損などおきないという理屈。

だが、その時は隣のストリングのヒューズボックスまで溶融していた。

弊サイトではストリングモニターはついていない。

ヒューズが切れた場合、ドローン点検でストリング異常を発見するまではヒューズは切れたままだ。

今回は火災が起きずに幸いだったが数センチ隣に接続箱が並んでいるので…。

今後も接続箱の異常には十分に注意していきたい。